紅葉に染まる桧原湖でフライフィッシング炸裂

【天候】晴れ 【水温】11.8℃

 

放射冷却現象の発生により、明け方は、この時期本来の冷え込みになって来ました。

10/25には、吾妻連峰で初冠雪を記録しましたが、これくらいはまだまだ。

「寒いっ!」というほどでもありません。

 

気温3℃

 

冷え込んだだけに、桧原湖は幻想的な雰囲気に包まれていました。

数時間はベタ凪の状態で釣りができそうな・・・。

一応、あくまでも一応、ポッパーもスタンバイして釣り始めました。

 

朝焼けの桧原湖

 

MRフラットサイドクランク、SPシャッド、アイスジグで釣って行きましたが、やや水質が悪化していたせいか反応ナシ。

すると、突然、岸際でボイル発生!

「おおっ!」と慌ててポッパーをキャストすると「ゴボッ!」と出たのですが乗らず(悶絶)。

 

「こんなに寒いのに・・・」と思っていると、近くで再びボイル発生!

この千載一遇のチャンスをモノにしないわけにはいかないので、今度は電撃フッキングしないよう自分に言い聞かせてアクションを加えていると、「ゴボッ!」・・・少し待ってからの・・・「よおしっ! 乗った!」

 

「絶対バラせない!」と超慎重にファイトして、無事にネットインに成功!

気温3℃でのトップウォーターゲーム・・・何も言うことはありません。

38cmというサイズ以上に価値ある1本となりました。

 

桧原湖のスモールマウスバス

 

「いや〜、ホントに出たな〜。」と思っていると、再びボイル発生!

すかさず撃つと、猛追して来ましたが食わない!

追い方からして、どうも違う魚種のような・・・。

 

この頃から、他船の引き波により、無風なのに波ザバザバという理不尽な状況になってしまいました。

朝マズメ&ボイル発生という願ってもない超好条件なだけに、イライラが募りました。

バスボートが少ない小野川湖なら、こんな思いはしなくて済むのですが・・・。

 

愚痴を言っても事態は好転しないので、念のために持って来ていたフライタックルを組んで、湖面が再び静穏になるのを待つことにしました。

朝日が湖面に差し込み、他船の往来も落ち着き、ようやく晴天無風ベタ凪の状態になったので、サイトフィッシングに作戦変更。

 

すると、岸沿いを回遊する良型を発見!

すかさずフローティングストリーマーを撃ちましたが、フライの着水で逃げるという・・・。

なんなんだ?

 

次の魚は反応したもののUターン。

なぜ見切られるのか原因が分からず苦悩していると、再び引き波が!

そこで、岸際にフライをキャストして放置し、引き波でフライが岸ギリギリへと打ち寄せられて行くのを見守っていると、「ゴボッ!」・・・ストライク!

 

直後から強烈なパワーで下へ突っ込んで行き、浮上する様子が全くナシ!

魚探で見てみると、ナント水深11mまで一気に潜行していたことが分かりました。

恐るべしスモール!

 

フライフィッシングなのに、アイスジグで釣っているような感覚。

魚を持ち上げて来る感じでラインを引き続け、ようやくネットインに成功!

かなり手こずったのは43cm。

そして、この魚が大きなヒントを与えてくれました。

 

桧原湖のスモールマウスバス

 

「今日は引いたら見切られるな。」と思い、とりあえず岸ギリギリにフライを浮かべておいて待機。

魚が回遊して来たタイミングで10cmほど引いてフライに気付かせたら放置。

魚がフライに接近して来てもガマン。

この作戦で臨むと、絵に描いたようにストライク!

 

「お〜っ! やっぱり動かすと食わないんだ〜。」と納得しました。

なぜ動かすと食わないのか、その理由は不明ながら、突破口を見出すことができました。

ナイスファイトを見せてくれたのは38cm。

 

桧原湖のスモールマウスバス

 

こうなると、「今日はもう深いとこ釣らなくていいか〜。」となり、水面での勝負に徹することにしました。

魚の姿が見えない釣りは、来月以降に十分できるからです。

 

「今日はコレだ!」と確信し、全く同じパターンで釣ることにしました。

魚の様子から、フライを岸から1m離したのでは反応しないと思えたので、キャスト精度がモノを言う状況。

難しくもやり甲斐のある釣りです。

フラットウォーターでディンプルライズを繰り返すトラウトを狙うかのような・・・。

そして、魚がフライの近くに来てから「チョン。」と引いて放置。

すると、またしても「ゴボッ!」・・・ストライク!

 

「今日はコレしかないな〜!」と、3連発に上機嫌。

どの魚も、パワーもさることながらスタミナに溢れているので、#5ロッドのティップが水面に突き刺さり、しばらくそのままの状態という・・・。

この魚も38cm。

フライフィッシングで良型連発・・・たまりません!

 

桧原湖のスモールマウスバス

 

この頃には完全にゾーンに入りました。

もう釣れない気がしないという最高の精神状態。

ヒットパターンも完全に掌握。

向かうところ敵ナシ状態です。

 

3本目と全く同じ釣り方を試すと、今度は「チョン。」に鋭く反応し、フライを観察することなくそのまま「ゴボッ!」・・・ストライク!

「楽し過ぎる〜!」と、1人悦に入りました。

4本目は41cm!

 

桧原湖のスモールマウスバス41cm

 

しかし、この魚は肛門からフロロを出していて痛々しい・・・。

無理に引っ張ると内臓を傷つけるおそれがあったので、ギリギリで切ってからリリースしました。

フックが胃か腸に癒着してしまっているのでしょう。

現在主流のライトリグですが、こういった魚を増やしてまで、やらなければならない釣りなのかと、個人的には思います。

 

肛門からライトライン

 

念のためティペットを結び直していると再び沖から引き波が!

今日は、この引き波を積極的に利用した方が良い感じなので、43cmと全く同じ手法を試すことにしました。

ラインスラックを出し、岸際でフライがドンブラコしていると、絵に描いたように「ゴボッ!」・・・ストライク!

 

完璧なヒットパターン。

人為的アクションをさせないことがストライクに繋がるというのは、ナチュラルドリフトに通じるものがあります。

"打ち寄せられている感"の演出が、今日はカギになっていることを確信しました。

魚にとっては違和感がないのでしょう、フライを丸呑みでした。

この魚は42.5cm!

 

桧原湖のスモールマウスバス42.5cm

 

「今日は完全に見えた!」と思いましたが、時合が過ぎたのか、その後は反応が途絶えました。

その代わりに、気温は上昇。

「そうなると、この時間からはカメムシパターンもあるんじゃないか?」と考え、風裏のエリアへとボートを進めました。

 

湖岸は紅葉の真っ盛り。

道路からではアクセスできない場所で紅葉狩りを楽しめるのは、アングラーの特権でしょう。

たとえ釣れなくても、釣り場にいるだけで気分が良いものです。

 

桧原湖の紅葉

 

しかし、水面に浮くカメムシの姿は・・・ない!

「肝心な時に出て来なくて何やってんだ、コノーッ!」と喝を入れましたが、事態に進展ナシ。

そのうちに風が強まって来たので、ここが潮時と判断して下船しました。

 

晩秋の桧原湖で、水面の釣りで計6本。

最小サイズ38cmというハイアベレージの釣りができました。

 

釣果もそうですが、「晩秋の桧原湖では深場でライトリグ」という先入観、「フライフィッシングは夏の小バス釣り」というイメージに縛られず、オープンマインドで対戦できたことが1番の収穫でした。

湖面に映る紅葉を見ながらのフライフィッシング・・・贅沢の極みです。

桧原湖に感謝感謝です。

 


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